ESA、アフリカにSBAS技術を提供
アフリカ・マダガスカル航空保安局（ASECNA）と欧州宇宙機関（ESA）は、衛星航法補強システム（SBAS）を展開するための国際協力協定に調印しました。このシステムは、欧州のEGNOSの技術をベースに、欧州のEGNOSがカバーするエリアの1.5倍にあたる1650万km2以上のエリアをカバーする予定です。
ASECNA SBASは、基準局、管制センター、アップリンク局を含む地上部門と宇宙部門からなる本格的なアフリカのインフラに基づいて、現在EGNOSがヨーロッパのユーザーに提供しているのと同じレベルのサービスを提供することになります。このシステムは、メートルレベルの精度と高度な完全性を備えた測位を、またESAが技術サポートを提供し、2025年から初期機能を提供する予定です。
2022.7.5
