Mosaic、REIGLモバイルレーザースキャナーと互換性のあるMosaic Xをデビューさせる
地理空間画像処理会社Mosaicは、新しい高解像度球体カメラMosaic XがRIEGL社のモバイルマッピングシステムと互換性を持つことを発表しました。
Mosaic Xの開発は、高解像度、グローバルシャッター、360度カメラと正確なGNSSタイムスタンプを提供し、極めて鮮明な視覚と精度を一度に実現することに焦点を当てました。これらの品質は、RIEGL VMX、VMQ、VMYシリーズなどのモバイルレーザースキャンシステムと統合するための要件に適合しています。
モバイルマッピングは、民間企業や公的機関を含む多くの産業やセクターで使用されています。インフラストラクチャをマッピングする際に最も一貫して求められるのは、高解像度で写真のようにリアルな画像と高精度なデータの2つです。Mosaic 51やMosaic Xのようなカメラは、レーザースキャナーの点群よりも人間の目にわかりやすい、写真のようにリアルな精度で道路インフラをとらえます。
「360度イメージングシステムとモバイルレーザースキャンシステムの組み合わせは、フォトリアリスティックな画像で彩られた高精度LiDARベースのポイントクラウドを実現します」とMosaicの共同設立者兼エンジニアリング担当副社長のRostislav Lisovy氏は言います。この結果、精密な点群とパノラマ画像の両方が得られ、精密な測定やテクスチャーの評価が可能になります。
センサー統合の後押しは顧客からだったと、MosaicのCEO兼共同設立者のJeffrey Martinは述べています。”RIEGLとMosaicの製品を一体化して使いたいというお客様からの要望が多かったのです。Mosaic Xは高解像度のパノラマ画像で印象づけ、点群の色付けを目的とした正確にタイムスタンプされたシングルレンズ画像を提供するとともに、レンズあたり12(メガピクセル)の歪みのない地理参照可能な高解像度画像の生成も可能です。”