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放送用テレビで道を切り開く

長年にわたり、テレビ放送を利用した測位、航法、タイミング(PNT)の提案を何度か目にしてきました。このアイデアを一歩進めたのが、全米放送事業者協会(NAB)のスタッフによる論文です。著者の1人であるNABの周波数政策担当副社長Robert Weller氏に話を聞きました。

Goward:Bobさんの論文では、想定されるシステムを “Broadcast Positioning System “または “BPS “と呼んでいますね。この提案のどこが新しいのでしょうか?また、あなたと同僚がこのアイデアを開発し、論文を発表するに至った理由は何ですか?

Weller:テレビ放送局は、新しい伝送規格であるATSC 3.0に移行しつつあります。この規格は、他の業界のプロトコルとの相性が良く、より強固な操作ポイント、より厳しいタイミング要件、そしてより柔軟な対応力を備えています。ATSC 3.0を送信する局がある米国の市場は、すでに50を越えています。我々の論文では、ATSC 3.0の文脈でPNTの分析を始め、良いマッチングがあることを確認した。そこで、「ブロードキャスト・ポジショニング」というアイデアが生まれました。

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