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台湾、台風予測のためのGNSS-R気象衛星を打ち上げへ

台湾は2023年3月に初の自主開発気象衛星を打ち上げると、台湾ニュースが報じています。

Triton衛星は、国家宇宙機構(NSPO)が8年かけて設計・製作したもので、試験を終え、現在審査中です。250kgのTritonは、NSPOが独自に開発したGNSS反射測定装置(GNSS-R)を搭載し、地表で反射されたGNSS信号を収集します。空と海の相互作用を研究し、台風を予測するのが任務です。

台湾は毎年台風に見舞われおり、反射した信号から得られる波高や海面風速の情報は、台風の強さや進路予測の研究に役立つと考えられています。

衛星は1月にギアナ宇宙センターへ輸送される予定。アリアンスペース社のヴェガCロケットで3月に打ち上げられる予定です。

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