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ロシアの新しい航法衛星が軌道に乗りました

ロシア国防省が10月10日に発表したところによると、フレガットブースターがグロナスK航法衛星を所定の軌道に投入することに成功したとのことです。Glonass-K No.17Lは、K衛星としては5機目です。

「モスクワ時間10月10日午前5時52分にアルハンゲリスク州のプレセツク宇宙基地から打ち上げられた中型キャリアロケットSoyuz-2.1bは、ロシアのGlonass-K航法衛星を所定の時刻に目標軌道に投入することに成功した」と同省は声明で述べています。

同省によると、打ち上げと指定された軌道への投入は通常通り行われ、ロシア航空宇宙軍の地上設備が制御を引き継いだといいます。

「10月10日(月)に航空宇宙軍宇宙部隊の戦闘チームによってプレセツク宇宙港から打ち上げられたロシアのグロナスK航法宇宙船は、指定時刻に目標軌道に投入され、航空宇宙軍宇宙部隊のティトフ主要試験宇宙センターの地上施設の制御下におかれた」と声明は述べています。

衛星との安定したテレメトリー通信が確立され、維持されています。宇宙船の搭載システムは通常モードで動作していると同省は述べています。

Glonass-Kは、ロシアのグローバルナビゲーション衛星システム(Glonass)の第3世代の衛星で、この衛星は、レシェトネフ情報衛星システム会社(ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスの一部)によって設計・製造されました。この衛星は、Glonass-Mファミリーの後継機として開発されました。

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