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ライン川の水位を監視する安価なセンサーを開発

研究者チームが、川の高さの変化を検知して広域の洪水警報を出すことができる安価なセンサーを開発しました。

ボン大学、リオグランデ・ド・スル連邦大学、コロラド大学の科学者チームが設計した「Raspberry Pi Reflector(RPR)」です。

太陽電池で動くRPRは、科学用や測地用のGNSS機器よりもはるかに安価(約150米ドル)で、そのコストは「専用の環境センサーとして迅速かつより広く展開するための制限要因」だと、チームは論文で書いています。

Raspberry Pi Reflector(RPR)のプロトタイプは、安価でメンテナンスが簡単な単一周波数GPSモジュール(Adafruit社製GPS FeatherWing受信機)と不特定のGPSアンテナを安価なRaspberry Piマイクロコンピュータに接続したもので、RPRはそのうちの1台です。このような1台が、2020年3月からライン川の隣にあるドイツのウェーゼルで正常に稼働しています。

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