トリンブル、自律型測量ソリューションでエキシンと提携
TrimbleとExyn Technologiesは、建設用の完全自律型測量ソリューションの概念実証に取り組んでいます。
このソリューションは、Boston Dynamics Spotロボット、ExynPak powered by ExynAI、およびTrimble X7トータルステーションを統合する予定です。これにより、複雑でダイナミックな建設環境での完全自律型ミッションが可能となり、生産および品質管理ワークフローにおいて一貫した正確なリアリティキャプチャを実現します。
ExynAI を搭載した自律型ロボットは、障害物を感知・回避し、複雑な建設環境に動的に適応することができます。安全性と効率性を確保するために、ExynPak はロボットと統合され、ロボットが事前に環境について「学習」することなく、自律型探査ミッションのレベル 4 をサポートします。
測量士がミッションのための3Dボリュームを定義すると、統合されたロボットソリューションが地図、GPS、無線インフラを必要とせずに、複雑なセルフナビゲーションを処理することができます。
Trimble X7の統合により、高速かつ高精度な3Dレーザースキャンが可能となり、環境の状態を把握することができます。取得したデータはTrimble Connectコラボレーションプラットフォームにアップロードしてプロジェクト関係者と共有し、ビルディングインフォメーションモデル（BIM）や以前のスキャンとの比較など、さらなる分析を行って品質と進捗をモニターすることができる。その結果、最小限の人的介入とリスクで収集された詳細かつ正確な地図ができあがります。
ExynとTrimbleは、11月7日から9日までラスベガスで開催されるTrimble Dimensions+カンファレンスで、両社の技術のデモンストレーションを行う予定です。
