ラントロニクス、IoTソリューション向けGNSSレシーバモジュールの販売を開始
ラントロニクス株式会社は、新しいPNTシリーズGNSSレシーバーモジュールを発売しました。この組み込みモジュールは、製品にGNSS機能を追加することを可能にする使いやすくコスト効率の良いソリューションを提供し、モノのインターネット(IoT)をサポートすると、ラントロニクスは述べています。
新しいPNTシリーズモジュールは、人、ペット、資産追跡装置などの消費者向けソリューションや、農業用資産監視、ドローン、有料道路充電、車両管理、海上、鉄道、重要インフラ、公共事業などの商業ソリューションでの使用に適しています。
「ラントロニクスは、GNSS受信モジュールの追加により、組込み型IoTファミリーを拡大し、重要であることが多い幅広い民生・商業アプリケーションにおけるGNSS機能に対する需要の高まりに対応しています。測位、トラッキング、ナビゲーション、タイミング機能を追加することで、多くの産業における重要なプロセスをサポートし、安全性、セキュリティ、そして人、場所、物をより効果的に遠隔管理する能力の向上により、我々の世界を前進させる力をお客様に与えてくれます。」と、ラントロニクスでリードプロダクトラインマネージャーを務めるブライアン・ジャロゼフスキは語っています。
欧州連合宇宙計画機関(EUSPA)によると、2031年までに世界中で100億台以上のGNSSデバイスが使用されるようになると言われています。大衆市場分野である消費者向けソリューション、観光、健康は、使用されている全デバイスの92%に貢献することになります。デバイスの販売とサービス関連の収益の両方をカバーする世界のGNSS下流市場の収益は、今後10年間でCAGR 9.2%で成長し、2031年までに合計486億ドルに達すると予想されます。