2023コンテスト結果
CONTEST
SDRコンテスト結果 ➡ SDRコンテスト結果報告
SDRコンテスト概要(2023年8月24日更新(更新・追記部分青字))
- 本コンテストはGNSSフロントエンドで取得したRFデータから,RFデータに含まれるGNSS信号の捕捉,追尾にチャレンジするコンテストです
- QZSS,SBASなどのRNSSも含みます
- RFデータのフォーマット,中心周波数,サンプリング周波数のみ公開されています
- RFデータに含まれるGNSS衛星(レベル1・捕捉),それぞれの衛星の生の航法メッセージビット列(レベル2・追尾)を提出してもらいます
- より多くの衛星を捕捉(レベル1)し,より長い時間正しく追尾(レベル2)できた人を表彰(上位者に測位航法学会より賞金または景品を出します)
- 参加された方の希望者や上位者には、10月25日から27日に海洋大で開催される測位航法学会のシンポジウムで発表頂く機会があります
- 去年のセミナーで紹介していないガリレオやBeiDouの信号追尾方法を記載したPDFを次のアドレスにアップしました。 https://gnss-learning.org/wp-content/uploads/2023/08/SDRコンテスト用解析例.pdf
提供データについて
- 異なる中心周波数で異なる時間に取得した2つのRFデータを提供します
- 中心周波数以外は2つのRFデータは同一です
- サンプリング周波数: 6 MHz
- 中間周波数: 0Hz (ダイレクトコンバージョン)
- サンプリングビット数: 2 bits
- 取得時間: 300秒
- データフォーマット
- I (1 byte, signed char) Q (1 byte, signed char) I Q I Q …
- rfdata1.bin
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- 中心周波数:1575.42 MHz
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- rfdata2.bin
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- 中心周波数: 1561.098 MHz
提出ファイルについて
レベル1 捕捉
- それぞれのRFデータに含まれる衛星番号+信号種類のリスト
- 衛星番号はRINEX準拠(例: G01, J01 …)
- 例:G01_L1CA,C03_B1I …
- フォーマット自由
- それぞれの衛星の信号捕捉のエビデンスになるもの
- 捕捉時の画面キャプチャや相関波形の画像など
- フォーマット自由
レベル2 追尾
- それぞれの衛星の生の航法メッセージのビット列
- フォーマット: CSVファイル
- ファイル名を衛星番号_信号種類にすること(例: G01_L1CA.csv, C03_B1I.csv)
- ビットの値は0, 1にすること
- 航法メッセージのデコード,頭出し(プリアンブル探索)などは必要ない
評価方法
- レベル1,レベル2の正解率を複合して順位を算出します
- レベル1のみの提出でも問題ありません
データ入手先
https://drive.google.com/drive/folders/11XAGUTCkZojRrvo5pVclQeGyhPHK9ETY?usp=drive_link
※メッセージ欄に①所属②氏名(フルネーム)をご記入の上、アクセス権のリクエス
提出方法
- 下記のGoogleフォームから提出してください
- 結果の提出は2023年9月30日(JST 23:59)までに提出してください
- 提出は1人1回とし,提出したファイルを差し替えることはできません
コンテストに関する連絡先
- gnss.ipntj@gmail.com (吉原)